さて、どうする?

二児の父が考えた子育て方針の備忘録。父親目線で育児について気づいた事を書いてます。

子供にはじめて怒られた日

タイトル通りですが、先日はじめて子供に怒られました。子供とは上の娘のことで、その時点での年齢は3歳5ヶ月と29日でした。

(後で忘れそうなので細かく記録しておく)

 

事件がおきたのは夕飯時でした。

 

娘は食べる量やスピードにムラがあり、日によって沢山食べたり、食べなかったり、途中でデザートを要求したり、一旦離席してからまた食べ始めたりします。

その時は席には付いていたものの、食事にほとんど手をつけずにテレビを見たりしていて、なかなか食事が進みません。

 

当然、私と妻は早々に食べ終わってしまい、妻は食べ終わった食器を片付けに台所へ向かいました。1歳の弟くんすらも食べ終わってTVに齧り付いてます(近過ぎる)。

私は娘の食事をまんじりともせず、ただ待っているという状況でした。

 

子供の食事が思うようにならないのは、どこの家庭でも共通の悩みだと思います。

食べるなら食べる、食べないなら食べないでハッキリして欲しいのですが、時々思い出すように食べてはまた止まるので、食事を下げるタイミングがありません。可能な限り少しでも多く食べて欲しいですからね。

 

しかし待たされている身としては、イライラは募るばかりです。席を立とうかと思いましたが、さすがに娘を独り食卓に残すのは寂し過ぎます。

 

そこで私は「ヘッヘ〜イ、早く食べて一緒に遊ぼうぜ〜」とクネクネ腰を振って踊ったのです。いい歳の大人が腰に手を当てクネクネと!私は娘が笑ってくれるのを期待していました。

 

すると、返ってきた次の言葉。

「お父さん踊ってないで早く座りなさい!」

 

一種の静寂が辺りを包みました。

娘の言うことは正しい。完全に。

今はまだ食事中なのだ。俺は一体、何を馬鹿な踊りを踊っているんだ…?

 

そう思うととても恥ずかしくなりました。

3歳の娘に叱られるなんて…しかもぐうの音も出ないほどの正論で…

 

と同時に、娘の精神的な成長が感じられて、嬉しいのも事実でした。というか、そっちの方がだいぶ嬉しいです。

娘よ、お前も言うようになったなぁ。と。

この事は私の密かな記念日として記録する事にします。

 

今回、成長が感じられたのは以下の点です。

・今は食事中だから踊る時ではないと理解している

・適切な行動は座る事だと理解している

・「〜しなさい!」という、今まで言う事の無かった上から目線言葉の習得(どこで覚えたの?)

 

逆にまだまだ出来てない事。特に2番目が!

・自分が原因である事を分かってない

・親が多少恥ずかしい事をしている事に対する気遣いが無い

 

なお、食事はほとんど手を付けずに残しましたとさ。(この後スタッフが美味しく頂きました)