40歳会社員男性(既婚、子持ち)が考える生きている実感とは?
前回からの続きです。
努力して幸せな時間が増えたとします。わーい。
で?どうする?
幸せだけでは生きている実感がないと思います。というか、むしろ幸せよりも「生きている実感」の方が重要かもしれません。何となくでもいいから「人生が前に進んでいるな」とうい感覚が欲しいのです。
個人的には、生きている実感がある事を「良い風が吹いている」と呼んでいます。
(ウルフルズの曲『僕の人生の今は何章目くらいだろう』に出てくる「気持ちいい風を魂に吹かす」というフレーズが好きで、それから取りました。)
順風満帆という言葉がありますが、まさにそれが理想の状態です。良い風が吹き、それを全面に受けて前に進む。そういう実感が欲しくなります。人によって表す言葉は異なりますが、イケてる、調子がイイ、という感じです。
逆の状態は「停滞」です。イケてない、調子悪い。人が羨むような仕事や家庭があっても、停滞していると感じる事はあるでしょう。たとえ幸せだったとしても、その停滞感は人を憂鬱にさせます。
何をもって「良い風が吹いてる」か「停滞している」と言うのか。基準は人それぞれです。仕事の進捗率、貯金の額、他者への貢献度、趣味の充実度、などなど。
明確な基準を見つける事はなかなか難しいですが、これも考えるよりは感じるものだと思います。明確な理由は無いけど「なんか最近停滞気味だなあ」と思う事は誰にでもあると思います。考えてもハッキリとした理由はよくわかりません。
やっぱり
Don't think. Feel.
なのです。
停滞していると感じたら抜け出すための工夫が必要です。 その方法は…ただひたすらに前に向かってもがくだけです。スマートな解決方法があれば誰か教えて下さい(´;ω;`)
全然まとまって無いけど、こんな感じでもがくだけです。もがもが。
・とにかく今できる事をやる
・スピードが大事
・作戦よりも行動
・迷ってる暇があるなら前に進む
・先のことを考え過ぎない
・失敗を想定しすぎない。失敗を責めない。
・いつか停滞から抜け出せると信じる
そもそも考えてもわからないから停滞しているのであって、それ以上考えてもドツボにはまるだけ。結果はどう出るか分からないけど、とにかく思いつくことをやって前に進むしか無い!
Don't think!
ただ、停滞=悪なのでしょうか?
イケイケな時は何でもどんどん進めてしまいがちですが、それが本当に正しかったのか?とは見直さない事が多いです。順調に進んだのは良いが、これは本当に正しかったのだろうか?と。
それを、後ろを振り返って見返すのが停滞期なのだと思います。イケイケの時には見えていない、新たな視点からの検証です。その期間に今までの行動を見直し、良い所ダメな所を冷静に分析し、今後の糧とします。
つまり停滞はダメな事ではなく必要な事。そして次に良い風が吹いた時には、より正しい選択が出来るように準備します。
停滞は誰にも必ず起こりえることであり、次に繋がる準備期間だと思えば落ち込む必要なんて無いと理解できるでしょう。
停滞を感じたら、抜け出す努力をしつつ、今までの行動を振り返りましょう。きっと新たな発見があるはずです。
そして、何よりも「幸せ」であることが、次のステップを踏み出す原動力となります。「不幸」に疲れていては次へ踏み出す力が湧いてきません。
まとめ
・「幸せ」はただの一過性の感情である。「幸せ」かどうかを考えることに意味は無い。
・好きな事、嬉しい事を沢山やることで「幸せ」な時間を増やす事が出来る。
・「幸せ」だけではダメで、自分の人生に「良い風」が吹かなければならない。
・停滞したら考えずに、凹まずに意識的に前を向くようにしよう
・停滞は必ずしも悪い事ではない。その期間に新たな視点で見直して、次への糧にしよう。
・「幸せ」は前に進む原動力
皆様が良い人生を送れるようお祈りいたします。