治すべき思考の『クセ』
ちょっと不思議なことであり、困っていることでもあるのですが、未来の事を考える時の『クセ』についてです。
どのような『クセ』かというと、
悪い未来を想像するときはそれがほぼ確実に起きるような気がするのに、良い未来を想像するときはほとんど実現しない気がするのです。
何故だろう?これって私だけなのでしょうか。
次の実験をして見て下さい。
その1
あなたはとあるパーティに参加しなければなりません。パーティの参加者は全員あなたの知らない人です。
さて、次の二つの文を読んだ時に、あなたはどちらが実現する可能性が高いと感じましたか?
・誰とも話すことが出来ずつまらないパーティになるに違いない
・新しい人脈が出来て楽しく有意義なパーティになるに違いない
私は圧倒的に前者でした。もう想像するだけで独り寂しい惨めなイメージしか思いつきません。後者の前向きなイメージなど、微塵も湧いてこないです。可能性としては前者も後者も同じくらいあるはずなのですが…
むしろ、前者は参加者全員と話せない事を意味しており、後者は1人でも仲良くなれれば良いわけですから、寧ろ後者になる方が可能性が高いとすら言えるでしょう。
それなのにまったく前向きなイメージが浮かびません(^_^;)
その2
あなたの将来の収入について想像して下さい。どちらが実現する可能性が高いと感じましたか?
・下がっている
・上がっている
私は、当然ながら、下がるんじゃないか考えてしまい、不安になりました。
最近では年功序列も少なくなっていることから、確かに上がりづらい面はあると思います。とはいえ、下がるということもあまり考えにくいのですけどね。
収入が変わらずとも、物価が上昇して実質的に可処分所得が下がる可能性は大いにあり得ますが、そうではなく、何故か漠然と、収入自体がが下がってしまうような気がしてしまうのです。
実際の可能性は五分五分だとしても、前向きなイメージを考えることが出来ない…やはり思考の『クセ』というやつなのでしょうか?
この思考の『クセ』をどうすれば改善出来るか、これから考えて見たいと思います。