さて、どうする?

二児の父が考えた子育て方針の備忘録。父親目線で育児について気づいた事を書いてます。

人生のKPIについて

今年ももう5月になってしまいました。毎年GWを過ぎると年末まであっという間に過ぎてしまうように感じています。歳をとると本当に時間の流れが早く感じる…

さて、今でこそ余裕が出てきたのですが、昨年末から半年間は個人的に色々な問題を抱えており、常にいっぱいいっぱいな状況でした。
体調も悪くなりました。血尿も出たし痔にもなった。精神的にも不安定になり、不眠症にもなった。布団に入ってから5時間も眠れずにそのまま朝を迎えるのは地獄です。
ただ、食欲だけは落ちなかった、というのが唯一の救いでした。たまには食欲が無くなることもありましたが、その状態が続くことはありませんでした。もし、続いていたらアウトだったかも。

 

さて、そんな経験をした結果、自分の人生が順調かどうかをはかるための指標、つまり『人生のKPI』というものがあるのではないか?と気づきました。

KPIとは聞き馴染みの無い言葉ですが、
key performance indicator の略で、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のことです。
ざっくりいうと、企業活動が上手くいっているかどうかを知るための目安となる数値ということです。

しかしKPIという考え方は、企業活動に限らずあらゆる活動について当てはめることができると思います。
例えば野球に当てはめたら、野手の場合は「出塁率」「盗塁率」「エラー率」などがその野手の優秀さを示す指標としてあげられるかも知れません。

人生に当てはめた場合は「人生が上手くいっているか」を示すための指標ということになります。
このKPIさえ良い状態なら、細かいことは良くわからなくても、人生は何となく良い方向に向かっていそうだ。と言えます。

 

人生のKPI
・快食、快便、快眠
・良いコミュニケーション
・良いストレス

 

それぞれの項目について説明していきますが、KPIというからには具体的な数値で評価出来なければいけません。ただ、人生の良し悪しなんて感覚的な事ですので数字には個人差があります。ここは私の経験則で決めてますのでご了承下さい。自分の感覚と違うと感じたら数値は調整して頂いて構いません。

 

快食、快便、快眠

…いきなり3つが1つにまとめられていますね。ごめんなさい。
快食=1日3食
快便=1日1便(下痢や血便など無し)
快眠=7時間睡眠
これが守られていれば順調な証拠です。
7時間の睡眠時間を確保するのは結構難しいと思います。仕事から帰ってきてグダグダとネットや漫画見たりゲームしたりだとあっという間に睡眠時間は減っていきます。7時間睡眠を確保するためには計画的にメリハリのある生活をする必要があります。
逆に考えると、確保できているなら、常日頃から計画的に体のことを労わるよう意識が出来ているということでしょう。
また、快便に関しては血便、血尿が出た場合は体が問題を抱えているので即座に病院へ行って下さい。

 

良いコミュニケーション

曖昧な指標なので数値化が難しいです。まず「良いコミュニケーション」とは何か?ということです。
相手に向き合って、お互いの目を見て話し、自分の気持ちが相手に伝わったと思えれば「良い」事にします。つまり「普通に」コミニュケーション出来れば良いということです。
それって簡単では!?と思われるかもしれませんが、精神的に余裕のないときはまともに人と向き合って話す余裕すら無くなります。
人と話すときも別の事を考えていて、頭に入ってきません。右耳で聞いたことが左耳から抜けていくような感覚です。なので普通にコミュニケーション出来れば健全な証拠です。
話をする人数は多ければ多い方が良いですが、最低限で1日1人と出来れば良いこととします。ただし、同居の家族との会話は除いて下さい。(これを含めると簡単過ぎるので)

 

良いストレス

ストレスに良いものなんてあるかい!!と思われますが、ここでいうストレスは怒られるとか、我慢する事ではなく、主に「挑戦する事」を意味します。何かしらの「挑戦」をしているか?を問うています。
ただ「挑戦」というと何やらたいそうなチャレンジをしなければならないと思われそうですが、小さな事で良いのです。
「挑戦」ではなく「自ら起こす変化」と言ったほうが良いかもしれません。いつもの通勤ルートを変える、とか小さな事でも良いのです。大きさは関係ない。ただし、自ら起こす必要があるので、他人から面倒な目標を押し付けられて嫌々達成した、みたいなのはダメです。

マンネリ化を打破して、少しでも自分の人生を能動的に変えていく感覚が大切です。

1日に1回は小さな事でも良いので何かしらの「挑戦」が出来れば健全だと考えています。

 

以上の3つのKPIはそれぞれ体の状態、周囲との関わり、内面との関わりを評価するものです。
・快食、快便、快眠
= 体の状態
・良いコミュニケーション
= 周囲(外部)との関わり
・良いストレス
= 内面との関わり

普段の生活を送る中でこれらが達成出来ているかをチェックします。しばらく出来ていない日が続いた場合は、何か問題を抱えている可能性が大です。
その場合は、自分の置かれている環境、自分の考え方を見直して、問題に気づくことから始めましょう。
問題を解決するのは努力が必要と思われますが、良い方向に向かえば『人生のKPI』の数値として現れてくると思います。