さて、どうする?

二児の父が考えた子育て方針の備忘録。父親目線で育児について気づいた事を書いてます。

子供の無意味な行動に付き合える幸せについて

幼稚園児位までの子供は、やりたいことはストレートに実行し、やりたくないことはやらない。行動の結果や意味なんて考えないし、空気も読まず、人からどう見られるかなどとは気にしません。

子供がそのように自由に行動しているのを見ると、こちらまで幸せな気分になります。

 

私が出勤する時、娘が玄関で手を振ってバイバイするのが毎日の習慣ですが、最近は飽きてきたのか、手の代わりに足を振る「足バイバイ」や尻を振る「尻バイバイ」を編み出しました。

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 負けじとこちらも足や尻を振って応戦します。いい大人が出勤前に何をやっているんだ。

 

また、娘はジャンケンが好きで、毎日寝る時に勝負するのですが、これも普通では飽きてしまい、色々なバージョンのジャンケンを生み出しました。

  • 足ジャンケン

→足を開くとチョキ、閉じるとパー、折り曲げるとグーになる。これはまあ分かりやすい方です。

  • 足の指ジャンケン

→足の指でジャンケンする。特に足チョキが難しく、娘は出来るようになるまで一ヶ月かかった。

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  • 顔ジャンケン

→顔の向きでグーチョキパーを表現。これもわりかしイージーです。

  • 県ジャンケン

→娘が行った事のある県でジャンケンする。

千葉はパー、東京はグー、神奈川はチョキなど。

「ジャンケン、千葉!」「東京!」とかやってると途中で何が勝ちなのかわからなくなるので、記憶力が超重要。

  • 新しいジャンケン

→今までに無いジャンケンを創造する。特に勝ち負けはなく、新しい形を楽しむだけ。

 最高難易度の形は、全ての指で話輪を作る「フォラミ」。

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ちなみに「フォラミ」という名称はNHKのシャキーンという番組で紹介されてました。

 

このように、全く意味は無いですが、大人の固定概念を覆す斬新な遊びを次々と生み出します。大人は例え思いついたとしても、実際に行動にはしないですよね。(もし大人が新しいジャンケンしよう!など言ったらドン引きです)

しかし、大人としては如何かと思われる行動でも、子供の付き合いという大義名分を得れば一緒に楽しむことが出来るのです。

 

これを「楽しい!」と思うか、「馬鹿馬鹿しい、面倒臭い」と思うかが、子育てに向いているかどうかの一つの分水嶺なのでは無いかと思います。

私の場合はこういう馬鹿げた遊びに付き合うのは大好きです。テレビ見たりスマホでゲームするよりはよっぽど価値のある時間だと思います。

子供の成長は早いですから、こういう遊びに付き合えるのも小学校入学前までではないでしょうか?今だけ経験できるこの時間を大切にしたいと常々思っています。